セブンイレブンの店長が過労自殺した理由は?店舗はどこ?まとめてみた

2025年4月7日に、

2022年にコンビニのセブンイレブンの店長が過労自殺し、

6カ月間で一日も休日がない連続勤務を原因とした労働災害と認定されていたことがわかり、

このことについて、一斉に各種メディアで報道されました。

労災認定された連続勤務の期間としては異例の長さであり、

コンビニ店長の過酷すぎる労働時間が話題になりました。

当記事では、過労自殺にいたった経緯や理由。店舗はどこなのかについてまとめてみました。

セブンイレブンの店長が過労自殺した理由は?経緯まとめ

セブンイレブンの店長をされていた男性が自殺してしまった原因はなんでしょうか?

経緯と理由をまとめてみます。

亡くなった店長は、福岡県内の公務員専門学校を卒業後

2004年に地元の大分県内に戻ってセブンイレブンのアルバイトとして働くことになりました。

公務員試験を受験しましたが、叶わずセブンイレブンでアルバイトとして働いていたようです。

2019年には、オープンしたての別店舗で店長に就任します。

この店舗は、セブンイレブンのフランチャイズ契約を結ぶ加盟店だったようです。

要するに、店舗オーナーに雇用された雇われ店長だったわけです。

店長に就任してから3年後の2022年に自殺され、遺族が労災申請をします。

その結果、6ヶ月ほぼ無休で働いた過労による精神障害を発症していたことがわかりました。

オーナーは、「過重労働とは別の問題があった」とコメントしています。

なぜ、6ヶ月もの長い間、連続で勤務していたのでしょうか?

調べてみると、アルバイトを雇おうとしたものの雇えず人手が足りなくなり、

その人手不足を店長が自らシフトを埋めていたようです。

本人の責任感もあったかもしれませんが、

オーナーやセブンイレブン本部からの圧力もあったのではと推察されていました。

まともなオーナーならシフトを穴埋めしていることも把握しているでしょうし、

6ヶ月どころか1ヶ月でも連続で働いていたら休ませますよね。

オーナーやセブン本部にも非はあることは明確でしょう

そして、自殺から約2年後の2024年11月に、

6ヶ月もの連続勤務が原因の自殺であり、労災であると認められました。

この労災認定を受け、セブンイレブン本部は

「フランチャイズの個店に関わる内容で、本部として答える立場にない」

とコメントしています。

いやー、ひどい対応ですね。

オーナーのコメントはありませんでしたが、

オーナー側の代理人弁護士は、メディアの取材に対して、連続勤務の問題点については回答を控えたと報じられています。

セブンイレブンの店長が過労自殺した店舗はどこ?

そんなセブンイレブンの店長が過労自殺してしまった事件ですが、

どこの店舗なのでしょうか?

調べてみたのですが、詳細はわかりませんでした。

ただ、働いていたのは大分県の店舗であることはわかっています。

大分県内には、2024年2月時点では186店舗のセブンイレブンが存在しています。

直営店とフランチャイズ店の内訳は公開されていませんが、

セブンイレブンは大多数がフランチャイズ店です。

過去には、東京都中央区の「セブンイレブン東日本橋1丁目店」のオーナーが本部との対立の末、2019年に亡くなられた事例があります。

7月11日の「セブンイレブンの日」、一人の元セブンオーナーの遺体が見つかった。今年3月31日に閉店した東日本橋1丁目店の齋藤敏雄さん(享年62)。家族との関係が崩れ、閉店後は生活保護を受けながら一人で暮らしていたという。

引用: https://www.bengo4.com/c_5/n_10115/

​また、宮城で3件、埼玉で2件、群馬1件と同様な事案が起きています。

そのため、もう少し時間が経てば、公表される可能性はあるかなと思います。

まとめとコンビニ経営の過酷さについて

セブンイレブンの店長が過労自殺した理由や経緯、店舗がどこかについてまとめてみました。

  • 2025年4月、セブンイレブンの店長が過労自殺し、6カ月間で一日も休日がない連続勤務を原因とした労働災害と認定されていた件が各種メディアで報道されました。
  • 労災認定された連続勤務の期間としては異例の長さであり、コンビニ店長の過酷すぎる労働時間が話題になりました
  • 6ヶ月もの連続勤務により精神疾患を発症してしまったことが自殺の原因でした。
  • 店舗の場所については、大分県であることは判明していますが、具体的にどこの店舗かは公表されていません。ただ、後日公表される可能性もあります。

コンビニ経営は過酷すぎる仕事として有名で、

オーナー自身が1日22時間労働するなど、

オーナーが異常に働いているケースが多いようです。

実際に過去には、50代で会社を退職後にコンビニ経営を始めた男性が経済的・精神的・肉体的負担に耐えきれず、病気で亡くなったという事例もあり、

そのような事例が山ほど出てきます。

今回の過労自殺認定を機に、

24時間営業やフランチャイズ契約のあり方を含めた制度の抜本的な見直しが行われるといいですね

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